チヌが前打ちで釣れる河川の釣果実績を紹介
<更新履歴>
2023.4.15
2022年の各河川の釣果記録を更新
2.1.2. ■岩国市 由宇川 のポイントMAP追加
2021.12.31
2021年の各河川の釣果記録を更新
2021.12.9
2.1.4. ■和木町 小瀬川 のポイントマップを更新
2020.3.18
新規に作成
=== 目次(タップでジャンプ) ===
本書で記載しているポイントマップは、釣り情報を参考にせずに、google map(衛星写真)とストリートビューだけでチヌが居そうな河川を探し、実際に現地で前打ちを行うか、河川に見えるチヌの魚影を確認した事実を基に、ポイントマップを作成しています。
釣果実績につきましては、前打ちを始めた2010年から集計した実績です。集計したチヌのサイズは30cm以上のだけで、30cm未満は集計に加えていません。
チヌは思いもよらぬ場所に居ますので、他にも釣れるポイントが多数あるかと思いますので、皆様の足で確認して頂ければと思います。
釣果写真を撮るためにスマホをセットする100円均一(キャンドゥ)の三脚を使っていますが、100均とは思えない程しっかりしており、5年以上使っていますが、がたつきも無く使えます。
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河川の汽水域でチヌの前打ちができるポイントと実際に釣った釣果実績を紹介します。
●河川情報
<佐波川>
遠征で9月に釣行した時には上流でチヌの魚影は濃いです。
釣りに行く時間帯が悪いのか、見えチヌの魚影は濃いですが思うように釣れません。
上流では、干潮でフィッシュウィンドウを利用して見えチヌを釣る事が出来そうでしたが、実際には1匹しか釣れませんでした。
下流側は満潮になると、護岸の上から釣る事になり、釣り人がフィッシュウィンドウ内に入るため、ことごとくチヌは逃げます。潮が有る程度引いて石畳の上に降りてから釣れる可能性が高いです。
<横曽根川>
釣行および現地調査はしていませんが、google mapで河川を確認すると、護岸に石畳があり、潮が引いてから石畳の上に降りて釣れそうですが、幅が5m程度と狭く、フィッシュウィンドウに釣り人が入ってしまい釣り辛そうです。また、満潮時は護岸の上からの釣りとなりますが、こちらも釣り人がフィッシュウィンドウに入ってチヌが逃げそうです。
<考察>
佐波川はチヌの魚影は濃いことは確認できていますので、過去に瀬戸内海の河川に釣行時に記録したデータ分析より、両河川共に6月~7月の干潮前後に釣行すれば釣果が期待できるかと思います。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果結果
9月に遠征した時に、初日に釣れなかったので2日目になんとか1枚釣りましたが、潮位を考えて釣行すれば半日で5枚程度は釣れそうな感じがするのですが…。
●河川情報
<由宇川>
魚影が濃く透明度が抜群のクリアウォーターで見えチヌの数釣りが安定してできます。
干潮から満潮まで釣る事ができます。特にド干潮から満ち込みの超浅場で上流に向うチヌ狙いは一面砂地の場所で釣れる為、根掛かりの心配が無く楽しめます。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果結果
2022年9月から釣行始めた河川ですが、2023年は真冬でも釣れていますので、年中見えチヌ釣りを楽しめる河川です。
●河川情報
<今津川>
見えチヌの魚影は濃いです。
今津川は、上流から河口まで右岸と左岸共に竿を出せる場所は沢山ありましたが、全て釣り歩きました。
釣り歩ける場所は左岸と右岸を合わせて約4.5kmあり、干潮で釣り易い場所や満潮で釣り易いがありますので、潮位に合わせて場所を変えながら今津川だけで一日遊べます。
右岸は、河口から新連帆橋までは、石畳の幅が5m以上あるため、石畳の上から見えチヌの数釣りができます。新連帆橋から上流は、護岸から水際までの幅狭いため、潮位を考えて釣行すれば、見えチヌを釣る事ができます。
駐車できる場所が河口周辺だけなので、右岸上流で釣るためには、自転車等で移動できる手段があると便利です。
左岸は、見えチヌを狙うには河口付近で石畳が30cm程度沈んだ時間帯が釣り易いです。潮が引いて石畳の上から釣れるようになると、石畳の幅が5m以下のため竿振った時にフィッシュウィンドウ内に穂先が入るため見えチヌは釣り難いです。新連帆橋付近から下流う500m程度は、水温が高い時期であれば、干潮時に河川に入って水深30cm程度に居る見えチヌを釣る事ができますが、フィッシュウィンドウと臨界角は必須技術です。
<門前川>
チヌの魚影は濃いです。
左岸の上流の約500mだけ、干潮時に河川に入って釣りができます。右岸の河口付近は竿を出さず下見しただけですが、浅くチヌは良く見えるので見えチヌ釣りを楽しめそうですが、護岸構造から難易度は高そうです。
左岸の500mを釣り歩いて分かった事は、水温が高い時期で干潮時に干潟から水深30~50cm程度に居る見えチヌが釣り易いです。満潮前後になると、護岸際までチヌが寄っているのが見えますが、護岸幅が狭く竿を振るとチヌが気付いて逃げますので釣りにならないので、ブラインドフィッシングを
<平田川>
釣り場を狭いですが、チヌ魚影が濃く釣れます。釣り易い潮位は取り込みやすい満潮が良いです。護岸上の道路から釣る事になり、玉網は6mが必要です。
また、水面から護岸上まで高さがあるためチヌは良く見えるので、見えチヌ釣りを楽しめますが、チヌから釣り人もよく見えるため、餌打ちはチヌに気付かれないテクニックが必要です。
●釣果写真
今津川の左岸の河口付近で釣った石畳の駆け上がりの中腹に居た見えチヌです。
今津川の右岸上流で見えチヌを釣りました。
無風で鏡の様な水面で透明度は2m以上有り、一般的には釣れそうにない条件ですが、フィッシュウィンドウを意識した竿振りと、臨界角考量した餌打ちと誘いで見えチヌを釣り上げました。
門前川の左岸で干潮時に河川のゴロタ石場に入って水深30cm程度に居る45cmの見えチヌを釣りました。
門前川の河口の水深約1mで透明度抜群の砂地の海底に居るキビレを釣りました。チヌが餌に近付いてカニを食べるシーンは何度見てもワクワクします。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果結果
今津川は、降雨量が減って透明度が高くなる11月頃から見えチヌを狙い撃ちすることで、数釣りができるようになっています。
門前川は、竿を出せるところを全て釣り歩いて無いので何とも言えませんが、干潮から満ち潮で見えチヌを釣る事ができます。
平田川は、数枚しか釣っていないので何とも言えませんが、泳いでいるチヌを見る限り、35cm前後の小型が多いようです。
釣れるサイズは平均38cm強と他の河川と比べて少し小型が多いです。また、50cmオーバーらしきチヌは見えません。
●河川情報
広島県と山口県の県境を流れている河川で、県境は川の中央で、南側が山口県で、北側が広島県です。両護岸ともチヌの魚影は濃いです。
干潮から満潮まで、いつでも釣る事ができるため潮位は気にせず気軽に釣行して釣りができます。
大雨が降らない限り、いつも透明度が2m以上あり、見えチヌを狙い撃ちできるため、見えないチヌ相手に闇雲に餌打ちするより効率よく数釣りが期待できます。
河川の水量が少ない冬場でも海水の上層と下層の水温差が少なく1年を通して浅場で見えチヌを釣る事が出来ます。
河口から500m上流付近までは、右岸・左岸共に歓迎しないコブダイが多く、秋から春に多い時で4~5回掛って竿が折れそうなくらい起こしても根に入られて、仕掛けの作り直しが必要で注意が必要です。
●釣果写真
快晴で微風で水深1m弱の海底のゴロタ石の際にチヌが良く見える条件で、臨界角とフィッシュウィンドウ技術を活用して釣った1枚です。
干潮から満ち込んで川筋の水深20cm程度の砂地の海底でチヌが上流に泳ぎ始めて、背ビレの波紋が見えていたチヌを釣り、水際まで引きずり上げました。
見えチヌ狙いでカニ餌を打って、チヌが逃げて諦めたところにコブが泳いできたので待っていると喰ってきました。5月頃は石畳がある河川の河口付近は良くコブが掛かかります。
下記の写真は80cmありまして、記念写真は重たくて持って撮れなかったです。
前打ち竿の強烈な粘りとハリス1.7号、チヌ針の強度を実感した1匹でした。
竿:DAIWA ブラックジャックスナイパー 5.3m(T-53UM)
ハリス:東レ トヨフロン スーパーL EX HYPER 1.7号
針: チヌR 1号
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果結果
見えチヌを狙打ちで効率が良く釣る事ができるため、数釣りが楽しめる数少ない河川です。
ただ、水温が14度以下になる冬場の数釣りは厳しいです。
釣果は年間を通して46回釣行して平均釣果が11.0枚とツヌケ出来るほど、魚影の濃い河川です。
数釣りするには、砂地の浅場の海底に居る見えチヌを狙ってフィッシュウィンドウと臨界角の技術を使い、餌が着底するまでにチヌに気付かれないように餌打ちして、着底後に餌を誘って食わせる事で可能になります。
55%が40cm以上と良型が揃うため、引きを楽しめますが、50cmオーバーの個体数は少なそうで、釣れた最長寸は48.5cmです。
●河川情報
釣りTV番組で紹介された場所で、以前から気になっていましたところに、広島市内で夕方から用事が有ったので、朝から出かけてついでに釣りしました。チヌの魚影ですが、広島市とあってメチャクチャ濃いです。あとはどうやってプレッシャーを掛けられているチヌを釣るかです。また、街中で数少ない無料駐車場が有ることも嬉しいです。
河口というよりは湾なので、水深が有りそうで見えチヌが釣れるか気になっていましたが、結果的に初めで釣行して、30cm以上を13枚釣って内6枚は見えチヌを釣る事ができました。魚影が濃い場所だけあって、30cm以下の小チヌも4枚釣れました。始めて釣行した河川で2桁釣りは上出来です。釣行は干潮から満潮まで8時間も居ましたので、場所ごとに見えチヌが釣れそうな潮位を把握できましたので、次回から短時間に高釣果が期待できると思います。
見えチヌの釣り方は、岸壁の高さが3m以上ありますので、チヌの真上付近の位置から竿を下から上に振り子のように振って、餌をチヌの臨界角の外側に着水音を立てないように着水させて、チヌが気付く前に餌を着底させた後に、チヌが餌に気付くと警戒心が無く自然に食ってきました。餌はカニを使いました。
干潮時は6mの玉網の柄が必要になります。
釣るには防波堤が高いので注意が必要です。
また、東部浄化センター正門から霊園に掛けて幅が10m程度の水路があり、30cm前半の小型中心ですが、多くのチヌが入り込んで居ます。ここで、水深が50~80cm程度の時に見えチヌを川のフナ釣りの感覚で釣る事ができます。
●釣果写真
47cmの見えチヌも釣りましたが、雨が土砂降りで撮影できませんでした。下記の写真は、ブラインドフィッシングで釣りました46.5cmのチヌです。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
条件が良ければチヌの魚影が濃いので干潮から満潮までの6時間程度釣れば2桁釣りは期待できそうです。
チヌの魚影は濃いですが、40cm以下の小型多いです。集計していませんが30cm未満もよく釣れます。
●河川情報
<沼田川>
水温が高い6月~11月頃は、河口から潮止まで約5Kmの両岸の全域で釣る事ができ、水温が低い12月~5月頃は、上流にはチヌの姿は見えず、河口から中流域で釣る事になりますが、1年中見えチヌ釣りを楽しめます。
<西野川>
竿を出せる場所は500m程度と短いですし、護岸際の幅は狭くチヌが護岸際に居るため、見えチヌを釣るには、フィッシュウィンドウや餌を打つポイントなど、繊細な竿さばきが必要で難しいです。
水深は船の水路となっているため深いですが、夏・冬関係なく満潮時に護岸際にチヌが寄って浮いて見えています。(海底と上層の水温差無し)
<和久原川>
夏・冬関係なく釣れるポイントで歩ける距離は150m程度と狭いですが魚影は濃いです。護岸際の幅は狭く、見えチヌを釣るには、西野川同様に繊細な竿さばきが必要です。(海底と上層の水温差無し)
ただ、釣り場は150mと短いので、往復30分程度で釣り終えて次の場所へ移動することになります。
なお、1往復目でプレッシャーを掛けられているので、2往復目を釣り歩いても釣果は期待できないです。
<天井川>
川幅は30m程度と狭いですがチヌの魚影は濃いです。沼田川との合流から潮止水門まで約1Kmと距離は短いですが、チヌが集まる場所が限られているため、水深が30~100cm程度の時に見えチヌを狙って釣果が期待できます。
●釣果写真
沼田川の中土手で釣った見えチヌ53.5cmです。
テトラや石畳など何もなく護岸整備されて川底まで石組をコンクリートで固められた変化の無い場所ですが、多くのチヌが護岸に付いており、アオサやフジツボなどを食べています。
この場所は障害物が無くチヌから釣り人が丸見えで、更に快晴で無風時に釣るためには、臨界角とフィッシュウィンドウは必須の技術となります。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
チヌの魚影は濃い河川で1年中見えチヌ釣りを楽しむことができます。
1回の釣行で釣果が少ないのは、地元でして自転車でぶらりと出かけて1~2時間程度、新しい釣り方を試す、気分転換にぶらりと1時間程度釣りすることが多いためです。
水温が高い時期で6時間程度の釣行であれば、平均4~5枚程度釣れます。
40cm未満が65%と小型が多い河川です。
●河川情報
芦田川は、河口に潮止があり河川の汽水域では釣る事ができませんが、潮止の両岸で干潮から満潮まで場所を変えながら釣る事ができます。
ただ、海水の透明度が1m以下の日が多く、見えチヌを釣るには潮位を考えながら場所選定が必要です。
クリーンセンター周辺で透明度が低い場合は、護岸の2段石畳の1段目に下りて、4.5m程度の竿で見えないチヌの提灯釣りができるので、お手軽にチヌ釣りを楽しめます。
ただ、クリーンセンター周辺の護岸は、汽水域ではなく海なので、特に秋から春先かけて歓迎しない外道のコブダイが良く掛りハリスを切られます。コブダイの当りは、1回の釣行で多い時には5回程度あり困りものです。
釣果が期待できる時期は、4月~1月上旬で、水温が下がる1月下旬から3月は釣果が期待できないです。
●釣果写真
こんなところにもチヌが居たのかと思う小さな石畳がある場所で、水深1m弱で釣りました。
新しく発見したポイントで釣れると嬉しいです。
背景に見えるのが芦田川の水門です。
コンディションが最高に良く、綺麗なキビレ(42.5cm)です。
キビレは、真チヌと比べて引きが強く楽しませてくれます。
コブダイは、50cmまでであればハリス1.7号で何とか取り込めますが、写真のようなサイズ(69cm)は、竿が折れそうになる位の力で起そうとしても、根に潜られてハリス切れが普通です。
前打ち竿の強烈な粘りとハリス1.7号の強度を実感した1匹でした。
竿:DAIWA ブラックジャックスナイパー 5.3mズーム(T-53UM)
ハリス:東レ トヨフロン スーパーL EX HYPER 1.7号
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
一般的な河川と同じで、初夏から年末までは釣果が期待できます。
ただ、海水の透明度は通年低く見えチヌを狙えるのは、夏場の干潮から満ち込みの浅場と石畳が20cm程度隠れる頃になります。
40cm以上が65%と良型が揃います。
●河川情報
<高梁川>
6月から7月は、様々なポイントで大型の数釣りが楽しめますが、8月になると、チヌの魚影は極端に少なくなる不思議な場所です。
左岸のゴルフ場横は、濁ってチヌが見えない場合は、4.5mの竿で提灯釣りができるので手軽にチヌ釣りを楽しめます。
釣行回数が少なくチヌの行動パターンを掴み切れていないので、1年を通して釣行して調査が必要と考えています。
潮止から500m下流までの間は禁漁期間があるので注意が必要です。
3月~5月 全魚種禁漁
10月 アユ禁漁
<里見川>
玉島みなと公園は駐車場やトイレが有るので安心です。
ただ、休日となると公園に遊びに来た親子連れなどが多く、釣れると多くのギャラリーに声を掛けられて釣りに集中する事が難しいです。
4.5mの短竿をチヌの真上の死角を利用した釣りになり、初心者でも楽しめる釣り場です。
●釣果写真
高梁川の倉敷みなと大橋の下流の東側で水深50cm程度の海底に居た見えチヌを釣った1枚です。
釣ったポイントに高梁川の標識が有ったので一緒に撮影しました。この釣り場は道路から釣れるため足場は良いですが、石畳の幅が広いため6.3mの竿が必要です。
釣ったポイントは、石畳の幅は狭く釣る難易度は高いです。光の屈折を利用した臨界角と水平角20度以下に釣り人や竿を入れた釣りをする場合は、潮位の考慮が必要です。
ただ、釣った時は透明度が50cm程度で釣り易い条件でした。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
6月から7月は、あるポイントで二桁の釣果となりましたが、チヌの活性が高いハズの8月にパタリと魚影が見えなくなりました。
何処に行ったのか不思議な河川です。
更なる調査が必要です。
釣れるサイズは78%以上が40cm以上と良型が揃います。
●河川情報
旭川は魚影は濃い河川です。
2020年6月に初めて釣行した河川ですが、車横付けで手軽に釣りを楽しめる場所が2カ所あります。駐車できないポイントも多数あり、車に自転車を積み込んで複数のポイントで釣りを楽しむことで、半日で2桁釣りは出来ると思います。
経験的に最高の条件と考えている時期に2か所の場所を午前中だけ釣行して17枚(サイズ:33.5~50.5cm 平均:42.8cm)釣れました。
サイトフィッシングで釣るには、場所ごとに満潮が良い場所や、干潮が良い場所がありますので、潮位を気にすることなく釣りを楽しめます。
ただ、かなりプレッシャーを掛けられているようで、餌を打った時の着水音や、水面基準に水平角20度のフィッシュウィンドウと臨界角はしっかり守らないと、数釣りはできないです。特に穂先がフィッシュウィンドウに入ると、チヌは逃げますので、釣り人の立ち位置や、繊細な竿振りなど、かなり気を使う必要があります。
釣行した場所は、釣り歩ける距離が長い4カ所に行きましたが、旭川は河口から潮止まで約10Km有り、衛星写真を見る限り足場が良くて釣れそうな場所は沢山ありそうで、都合が付けば釣行したいです。
海底の水温が14度以下になった11月末からチヌは見えなくなり、石畳の駆け上がりの海底付近を狙うと、30cm未満の集計外の小型チヌが良く釣れるようになりました。
海底水温が9度未満になる1月頃からは全く釣れなくなります。
●釣果写真
潮位が下げ5分程度になって、サイトではありませんが釣った48cmです。
干潮で水深30cmのサイトで釣った54cmです。大型の見えチヌは、口のサイズが大きいので餌を食って口の中で餌をコロコロ回しながら食べている光景も、はっきり目の当たりに出来るので合わせるのを忘れて見入ってしまいました。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
35cm~50cmオーバーまで偏りなく万遍に釣れます。このような河川はチヌの魚影が濃い証になります。ただ、50cmオーバーと思われるチヌの姿は河口から岡南大橋付近だけ見えました。
●河川情報
吉井川はブルーラインの約100mより上流は遊漁券が無いと釣りができないので注意が必要です。
川の西側は水際にヨシが生えており、チヌから釣り人が見え難くサイトフィッシングで釣り易いです。また、駐車スペースも複数個所あり便利です。
川の東側の河口付近の護岸もチヌの魚影は濃いですが車を釣り場の近くに駐車できスペースが少ないです。
吉井川は、水量が多く冬場は水面と海底の温度差が大きくなりチヌの魚影が少なくなります。
冬場は、2回視察に行きましたが魚影が全く見えないので竿を出していません。
●釣果写真
吉井川の右岸でヨシに隠れてサイトフィッシングで釣った50.5cmです。50オーバーにしては綺麗な魚体で、引きは強く楽しませてくれました。
吉井川の左岸のブルーライン下流辺りで水深50cmに居た見えチヌを釣りました。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
冬場は釣果が期待できないです。下層の水温が18度以上になる6月から、下層の水温が14度程度となる11月まで釣果が期待できます。
サイズ的には40cm前後の良型が釣れる河川です。
●河川情報
千種川の釣り場の足場は良く、安全に釣りができる場所が多いです。
河川敷に駐車場があり、車横付けで釣りができる場所がいくつかあり、お手軽に前打ちを楽しめます。
●釣果写真
赤穂大橋の上流の右岸で水深1mに居た見えチヌを釣った53.5cmです。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
汽水域の下層の水温が18度以上になる6月頃から、下層の水温が14度程度に下がる11月頃まで釣果が期待できます。
冬場は、深場に居るようですが釣果は期待できないです。
1日の釣果は少ないですが、釣れると45cm以上が50%と大型が揃う、数少ない河川の1つです。
●河川情報
魚影は濃いです。
車横付けできるためお手軽に釣りができますが、チヌは全体的に多くの釣り人がプレッシャーを掛けているのか、用心深く臨界角とフィッシュウィンドウや餌の付け方など丁寧な釣りをしないと釣果を上げるのは難いです。
工場の温排水で河川の水温は冬でも高いです。
●釣果写真
サイトフィッシングで釣りました48.5cmです。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
38匹釣って平均サイズが41.3cmと良型が揃います。
ただ15回釣行して6回もボウズとなっており、いつでも釣れる河川ではなく、潮位や風、濁りなど好条件が揃わないと釣れないです。
6回のボウズを除外すると1日の平均釣果は4.2匹となり、平均的な河川になります。
●河川情報
河川ではなく水路になります。
釣っていた場所は、現在は入れるかも知れませんが、2017年4月に工事が始まって入れ無くなったので詳しい場所は紹介できませんが、下記の衛星写真の範囲内での釣果になります。私が釣っていた場所以外で釣りが出来きる場所があれば、同様の釣果が期待できると思いますので参考までに紹介します。
衛星写真の範囲内に2月~3月に掛けて産卵で浅場に良型の真チヌが入っており、年無しが釣れる可能性が高いです。
●釣果写真
3月の産卵時期に釣れた53.5cmの真チヌです。
●ポイントマップ
詳しい場所は紹介できませんが下記の衛星写真の範囲内で釣りました。
●釣果実績
良型の真チヌは2月~3月に釣れる確率が高いです。他の月はキビレがメインになります。
●河川情報
河川ではなく水路になります。
公園横での釣りなので、トイレ・自販機・駐車場完備と環境は最高の条件です。
小型のキビレが中心に時々真チヌが釣れます。
アタリは多くあり、前打ちの練習をするには最高の場所です。
たまに透明度が高い日があり、サイトフィッシングもできます。
●釣果写真
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
12月~7月頃まで釣果が期待できます。
40cm以下が83%と小型の中心です。
集計していませんが、30cm未満も含めると2桁釣りは良くあります。
●河川情報
仕事で京都在住時に、頻繁に通ったお気に入りの河川です。
1年中チヌの前打ちが楽しめる場所で、様々な護岸形状があり、80カ所の河川にチヌ釣りに行きましたが、各河川の護岸形状の特徴を紀ノ川で、ほぼ全て網羅できるため短竿から長竿、提灯釣りなど多彩な釣り方を楽しめます。
また、河口の南側に防波堤では、6月から7月は多くのチヌがイガイを食べに集まるため、1日中ヘチ釣りを行って62枚釣った友人もいます。
ただ私は人混みが好きでないのと、サイトフィッシングでは無いので、調査がてら1回だけ1時間程度ヘチ釣りして40cm級を3枚釣りました。
汽水域には、多くの黒鯉が生息しており、チヌと一緒に見える不思議な河川です。稀に大型の鯉がカニ餌を食って困ります。
●釣果写真
紀ノ川大橋上流の北側でサイトフィッシングで釣りました50.5cmです。
(タモ網の枠の直径が50cmです)
紀ノ川では年に数本のセイゴが釣れます。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
一年を通して干潮から満潮まで、いつでも前打ちを楽しめる河川です。
釣果は、半日釣って4から5枚と平均的な河川です。
40cm前後の良型が釣れます。
●河川情報
日高川は、チヌの魚影は濃くないですが、チヌは見えます。3回釣行して2回当りがあって何れも、しばらくやり取りしての針外れです。結果的に日高川では1枚も釣れていませんが、ポイント紹介します。
カニを使ったのが良くなかったかも知れません。干潮時に石の下にカニが居るか調査しましたが居ませんでした。イガイを使えば釣れるかもしれません。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
●釣果実績
4月・7月・11月と3回釣行しましたが全てボウズです。
●河川情報
<宮川>
チヌは沢山見えて魚影は濃い河川で、2回釣行して何れもボウズでした。
釣行した時期がフィッシュウィンドウや臨界角を考慮した餌打ち方法を知らない時期(2015年と2016年)だったので、沢山見えチヌはいましたが、ことごとく竿振りや餌打ちで逃げて釣りにならなかったです。今では釣れそうな気がするので、チャンスがあれば釣行したいと思っています。
釣り人の話によると、夜のルアー釣り(チニング)では釣れるらしいです。
<勢田川>
現地に行きましたが釣り歩くには距離が100m以下の短い釣り場が点在しており、ちょこちょこ移動しながらの釣りになるので、前打ちを行うに効率が悪い場所でしたので、竿は出さなかったです。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
●釣果実績
チヌの数釣りができる確率が高い2015年と2016年の7月に釣行していますが、何れもボウズでした。
●河川情報
チヌの魚影はとっても濃いです。
車横付けの場所で、水深1m弱で52.5cmが釣れるポイントもあります。
ポイント形状は、浅場から深場、テトラ、石畳、ゴロタ石場など多彩でオールシーズン楽しめる場所のようです。
釣行回数は4回で、まだまだ気になるポイントを全て回り切れていません。
吉野川は、景色も最高でとっても気持ちよく釣りを楽しめる河川の1つです。
●釣果写真
吉野川橋下流の北側の水深約50cmの浅場で見えている52.5cmを釣るりました。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
釣行回数は6回と少ないですが、1年中釣れそうなポイントが沢山在ります。
釣行回数は4回と少ないですが、50cmオーバーが20%も釣れますが、35cm以下の小型も40%占めておりサイズの傾向が掴めない河川です。
●河川情報
チヌの魚影は濃いです。
河川の東側に2回しか釣行していませんが、干潮時は石畳に下りて釣りができますが、満潮時は護岸の上から釣る事になり、取り込みにはタモ網の柄は6mが必要です。
西側は釣行していませんが釣れそうな雰囲気があります。
●釣果写真
始めて福井川に釣行して最初に釣った1枚です。
初めて釣行した河川で最初に釣った1枚は、小さくてもいつも記憶に残ります。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
3回しか釣行していませんが、釣れる大きさは40cm弱です。
●河川情報
チヌの魚影は濃く、干潮から満潮まで釣れます。
河川の透明度は高く多くのチヌがハッキリ見えますが、護岸が高いため、サイトフィッシングで釣るには難しいので、ゆっくりとした動作でチヌに気付かれないように近付いて、チヌの動きを見ながら気付かれないような餌打ちが必要で、かなり面倒なテクニックが必要になります。
干潮時は、河川に下りて護岸際から30~50cmの水深で釣れます。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
3回しか釣行していませんが、釣れるサイズは40cm以上の良型が揃います。
●河川情報
8月から9月しか釣行していませんが、見えているチヌの数は瀬戸内海の平均的な濃さです。
見えチヌを釣るには、潮位が5分前後の時が釣り易いです。見えないチヌであれば、満潮でも釣れます。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
40cm以上の良型サイズは23%と少なく小型中心となります。
●河川情報
チヌの魚影は濃いです。
河川の透明度は高く、サイトフィッシングで釣れます。
防波堤では水深がありサイトでは難しいです。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
40cm以上の良型サイズは29%と少なく小型中心となります。
●河川情報
釣り場の横が公園の駐車場で、車横付けで釣りが楽しめます。
2回釣行しましたが、何れも汽水域の透明度は50cm程度と低く、サイトフィッシングするには、浮いたチヌまたは干潮時の釣りとなりました。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
2回の釣行で14枚釣りまして全て35cm以上で、良型が揃います。
50cmオーバーも2枚釣れました。
●河川情報
チヌの魚影は濃い河川ですが、見えているチヌは、45cm以上の大型は少ないと感じます。
2回しか釣行していませんので全のポイントを確認できていませんが、衛星写真を見る限りポイントは沢山在りそうです。
河口付近のチヌは警戒心が強く、サイトフィッシングで釣る事は難しいです。多くの釣り人のプレッシャーを受けていると思われます。
釣果を上げるには上流が良いです。
●釣果写真
九州遠征を計画し、衛星写真だけで釣れそうな河川を選択し、実際に九州で始めて釣ったチヌは、小さくても格別の一尾です。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
9月だけの釣行実績ですが、6月から7月は高釣果が期待できそうな河川です。
●河川情報
1度しか釣行していませんが、ポイントは沢山ありそうです。
魚影は濃いですが、見えるチヌは40cm以下の小型が多いです。
河川に駐車場があり、車横付けで釣りができるお手軽なポイントがあります。
●釣果写真
水深約50cmのサイトフィッシングで釣った44cmの綺麗なキビレです。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
サイズは平均的です。
釣果は、短時間の釣りで少ないですが、半日程度の時間を掛ければ、二桁は釣れると思うくらい魚影は濃いです。
●河川情報
<北川>
見えているチヌは40cm以下の小型が多いです。
<五ケ瀬川>
衛星写真からは釣れそうなポイントがあるのですが、車を止める場所が見つからず現地確認できませんでした。
<大瀬川>
河川の透明度は2m以上で魚は良く見える状況で、自転車で護岸を走り回りましたが、チヌは1匹も見えず、見えるのはボラばかりで竿を出していません。
過去の経験的から河口に砂山があり、川幅が狭くなっている河川はチヌが見えない傾向と同じでした。
●釣果写真
快晴・無風・透明度抜群で、水面が鏡の様な厳しい条件の中で、サイトフィッシングで釣った会心の1枚です。
臨界角とフィッシュウィンドウ技術は、悪条件のときに威力を発揮しました。
●ポイントマップ
━━ | 釣り歩いた場所 |
干中満 | 場所毎に釣れる潮位 |
S | 見えチヌを釣る事ができる場所 |
●釣果実績
小型のチヌが多い河川です。
前打ちによるチヌ釣りを釣行した地域は、下記に示す地域になりますが、全ての地域において年間と通して釣ってないので、偏りがあるかと思いますが、釣果について紹介します。
●山口県~広島県西部
年間を通して河川の汽水域に釣行しており、年間を通して見えチヌを釣る事ができます。
また、冬場でも見えチヌを釣る事ができる河川もあります。
<釣果が期待できる時期>
水温が高い時期(水温約24度以)で汽水域の透明度が1.5m以上あれば、干潮で釣り易い場所や、満潮で釣り易場所を戦略的に釣り歩いて、半日の釣果は平均で20枚前後(平均サイズ約39cm)です。
干潮では、水深が20~50cm程度の浅場では、満潮と違ってチヌの集まる場所が限られるため、チヌを探し歩く距離は少なく短時間に数釣りが期待できます。
石畳のある河川で汽水域の透明度が1.5m以上あれば、満潮から下げで流れが速くなった時に、石畳の駆け上がり(水深10~50cm)で活性が高いチヌがウロウロしており数釣りが期待できます。
●広島県東部~岡山県~兵庫県西部
年間を通して河川の汽水域に釣行しており、水温が高い6月~12月までが釣果が期待できます。水温が低下する12月~5月は、釣る事は厳しい時期になり、1月~2月に何度か釣れない事を確認するために釣行しています予想通り全く釣れません。恐らく太平洋の暖流(黒潮)から一番遠く、冬の瀬戸内海の水面の水温分布を確認すると瀬戸中央自動車道付近の海面水温が一番低いことも一因の可能性もあります。
<釣果が期待できる時期>
季節は、見えチヌ狙いで数釣りができる7月~10月です。
潮位は、満潮から干潮まで釣れますが、特に満潮からの下げで河川の流れが速くなる時間帯はチヌの活性が高く釣り易いです。
参考までに、海上保安庁が提供している瀬戸内海の冬季の海水面の水温分布図を紹介します。
●島根県東部~鳥取県西部
10月下旬に1泊2日で、島根県東部から鳥取県西部の6本の河川の汽水域に1度だけ釣行しました。
釣行した全ての汽水域において、チヌの魚影が1匹も見えませんでした。また、護岸に付着したカキも食われた形跡が確認できなかったので、実際には2日とも竿を出さずにドライブだけして帰りました。
釣り場まで行って竿を出さない事は心残りですが、竿を出すと竿を納めるタイミングが難しくなり時間を費やしますので、私の考えは竿出す前に見切って多くの河川をマクロ的な視点で確認する方が、今後の戦略に役立つと考えています。
●大分県~宮崎県北部
9月中旬に2泊3日で、大分県~宮崎県北部に1度だけ釣行しました。
大分県はチヌの魚影は濃いですが、サイズは約40cm弱が中心でした。
宮崎県北部もチヌの魚影は濃いですが、見えているサイズは約35cm前後が中心で約45cm以上のチヌを見かける事は無かったです。
●愛媛県~香川県~徳島県
水温が高い5月~11月の時期に、何度も釣行しており、全ての地域において、チヌの魚影は濃いです。
愛媛県西武は40cm以上の良型チヌが沢山見えましたが、愛媛県東部は、35cm前後のチヌが中心でした。
香川県は、河川の汽水域で竿を出せる場所は少ないかと思います。行くとしたら財田川くらいかと思いますが、財田川は護岸構造からしてチヌに近付くことが難しい構造で簡単には釣れないです。
徳島県北部は、40cm以上の良型が釣れる場所が数カ所あり、何度も行きたくなりますが、徳島県南部の太平洋に面している河川では、チヌの魚影を確認することが出来ませんでした。
●高知県
水温が高い時期に1度だけ4本の河川に釣行した事があります。4本とも河川の雰囲気は良いのですが、四万十川だけ見えチヌを数匹確認できました。
他の河川も雰囲気は良いですが、チヌの気配を感じませんでしたので、河川の確認だけで竿は出さ無かったです。
●大阪府~和歌山県北部
仕事で関西に住んでいた時に、1年を通して毎週のように釣行しまして、1年中釣ることが出来ます。
水温が低い時期は、キビレ狙いで大阪に釣行し、春先に大阪で乗っ込みの良型のチヌ狙いで、水温が高い時期は和歌山県北部でチヌ狙いがザックリとしたルーチンとなっていました。
和歌山県中部の太平洋に面する地域の河川の汽水域では、見えチヌの魚影は多くなかったです。
<釣果が期待できる時期>
是非とも釣行して頂きたのが、大阪湾の2月~3月の乗っ込みシーズンです。具体的な場所は言えませんが、車横付けで良型の数釣りができて、50cmオーバーの良型が全釣果の10%以上釣れる場所もあります。
大阪湾の全釣果は508枚で、キビレ7割、真チヌ3割の比率で釣れていますが、乗っ込みシーズン以外は、99%キビレで真チヌは1%程度になります。
●三重県東部
河川の汽水域でチヌの魚影は濃いです。釣行したときは、干潮時に川の中央付近で大量のチヌが浮いており、魚影の濃さを感じました。チヌは沢山見えるので、2回釣行しましたがチヌらしきアタリが1回だけで全く釣れませんでした。
●石川県~富山県
チヌの魚影は濃いようですが、見えるチヌはすくなく感じました。何度か釣行して見えないチヌを釣りましたが、やはり見えチヌを狙い撃ちした方が数釣りができます。
<釣行したエリアマップ>
2010年から2021年に前打ちによるチヌ釣りで釣行した河川や港などの釣果実績を4段階(◎〇△×)で一覧表にしました。
一覧表は、私が現地まで行って、チヌの魚影確認し、チヌが見えなければ竿を出さず、チヌが見えた場合のみ前打ちを行った実績から一覧表を作成してますので、実際には私の調査不足で釣れないと記載した河川でも、前打ちで数釣りができるかも知れません。
下記の表の[釣果]項目が釣果実績になります。
◎ チヌの魚影は濃く数釣りができる。
〇 チヌの魚影は見えて釣れるが数釣りができない。
△ チヌの魚影は見えるが釣れなかった。
× チヌの魚影が見えなかったので竿を出していない。
地域 | 県名 | 市町村 | 川名称 | 釣果 | |
1 | 近畿 | 三重県 | 伊勢市 | 宮川 | △ |
2 | 近畿 | 三重県 | 伊勢市 | 勢田川 | × |
3 | 近畿 | 三重県 | 松坂市 | 雲出川 | × |
4 | 近畿 | 大阪府 | 貝塚市 | 二色の浜 | △ |
5 | 近畿 | 大阪府 | 高石市 | 浜寺公園 | ◎ |
6 | 近畿 | 大阪府 | 大阪市 | 南港 | ◎ |
7 | 近畿 | 兵庫県 | たつの市 | 揖保川 | △ |
8 | 近畿 | 兵庫県 | 加古川市 | 加古川 | △ |
9 | 近畿 | 兵庫県 | 赤穂市 | 千種川 | ◎ |
10 | 近畿 | 兵庫県 | 備前市 | 伊里川 | △ |
11 | 近畿 | 兵庫県 | 姫路市 | 市川 | △ |
12 | 近畿 | 兵庫県 | 姫路市 | 夢前川 | ◎ |
13 | 近畿 | 和歌山県 | 御坊市 | 日高川 | △ |
14 | 近畿 | 和歌山県 | 有田市 | 有田川 | △ |
15 | 近畿 | 和歌山県 | 和歌山市 | 紀ノ川 | ◎ |
16 | 九州 | 宮崎県 | 延岡市 | 五ヶ瀬川 | × |
17 | 九州 | 宮崎県 | 延岡市 | 大瀬川 | × |
18 | 九州 | 宮崎県 | 延岡市 | 北川 | ◎ |
19 | 九州 | 大分県 | 佐伯市 | 番匠川 | ◎ |
20 | 九州 | 大分県 | 大分市 | 大分川 | × |
21 | 九州 | 大分県 | 大分市 | 大野川 | ◎ |
22 | 四国 | 愛媛県 | 宇和郡御荘 | 僧都川 | × |
23 | 四国 | 愛媛県 | 宇和島市 | 岩松川 | × |
24 | 四国 | 愛媛県 | 今治市 | 蒼社川 | △ |
25 | 四国 | 愛媛県 | 宿毛市 | 松田川 | △ |
26 | 四国 | 愛媛県 | 松山市 | 重信川 | △ |
27 | 四国 | 愛媛県 | 新居浜市 | 国領川 | ◎ |
28 | 四国 | 愛媛県 | 西条市 | 加茂川 | 〇 |
29 | 四国 | 愛媛県 | 大洲市 | 肱川 | ◎ |
30 | 四国 | 愛媛県 | 東予市 | 三津屋 | 〇 |
31 | 四国 | 愛媛県 | 東予市 | 中山川 | × |
32 | 四国 | 香川県 | かがわ市 | 中川 | × |
33 | 四国 | 香川県 | かがわ市 | 東川 | × |
34 | 四国 | 香川県 | かがわ市 | 北川 | × |
35 | 四国 | 香川県 | 観音寺市 | 作田川 | 〇 |
36 | 四国 | 香川県 | 観音寺市 | 財田川 | 〇 |
37 | 四国 | 香川県 | 坂出市 | 綾川 | × |
38 | 四国 | 高知県 | 高知市 | 鏡川 | × |
39 | 四国 | 高知県 | 四万十市 | 四万十川 | △ |
40 | 四国 | 高知県 | 土佐市 | 任淀川 | × |
41 | 四国 | 徳島県 | 阿南市 | 桑野川 | 〇 |
42 | 四国 | 徳島県 | 阿南市 | 那賀川 | × |
43 | 四国 | 徳島県 | 阿南市 | 福井川 | ◎ |
44 | 四国 | 徳島県 | 海陽町 | 浅川 | △ |
45 | 四国 | 徳島県 | 香南市 | 香宗川 | × |
46 | 四国 | 徳島県 | 室戸市 | 佐喜浜川 | × |
47 | 四国 | 徳島県 | 田野町 | 奈半利川 | × |
48 | 四国 | 徳島県 | 徳島市 | 吉野川 | ◎ |
49 | 四国 | 徳島県 | 徳島市 | 今切川 | × |
50 | 中国 | 岡山県 | 岡山市 | 旭川 | × |
51 | 中国 | 岡山県 | 岡山市 | 吉井川 | ◎ |
52 | 中国 | 岡山県 | 倉敷市 | 高梁川 | ◎ |
53 | 中国 | 岡山県 | 倉敷市 | 里見川 | ◎ |
54 | 中国 | 岡山県 | 倉敷市 | 里見川 | ◎ |
55 | 中国 | 岡山県 | 備前市 | 伊里川 | × |
56 | 中国 | 広島県 | 安浦 | 野呂川 | × |
57 | 中国 | 広島県 | 五日市 | 八幡川 | △ |
58 | 中国 | 広島県 | 呉市 | 黒瀬川 | △ |
59 | 中国 | 広島県 | 広島市 | 猿猴川 | ◎ |
60 | 中国 | 広島県 | 三原市 | 畑岡川 | ◎ |
61 | 中国 | 広島県 | 三原市 | 沼田川 | ◎ |
62 | 中国 | 広島県 | 三原市 | 西野川 | ◎ |
63 | 中国 | 広島県 | 三原市 | 和久原川 | ◎ |
64 | 中国 | 広島県 | 松永 | 藤井川 | × |
65 | 中国 | 広島県 | 松永 | 本郷川 | × |
66 | 中国 | 広島県 | 竹原市 | 江戸堀 | △ |
67 | 中国 | 広島県 | 竹原市 | 大乗川 | 〇 |
68 | 中国 | 広島県 | 福山市 | 芦田川 | ◎ |
69 | 中国 | 広島県 | 鞆の浦 | 山南川 | △ |
70 | 中国 | 山口県 | 柳井市 | 土穂石川 | ◎ |
71 | 中国 | 山口県 | 宇部市 | 厚東川 | △ |
72 | 中国 | 山口県 | 岩国市 | 由宇川 | ◎ |
73 | 中国 | 山口県 | 岩国市 | 今津川 | ◎ |
74 | 中国 | 山口県 | 岩国市 | 平田川 | 〇 |
75 | 中国 | 山口県 | 岩国市 | 門前川 | ◎ |
76 | 中国 | 山口県 | 光市 | 島田川 | △ |
77 | 中国 | 山口県 | 光市 | 島田川 | ◎ |
78 | 中国 | 山口県 | 山口市 | 椹野川 | △ |
79 | 中国 | 山口県 | 周南市 | 夜市川 | 〇 |
80 | 中国 | 山口県 | 田布施町 | 田布施川 | ◎ |
81 | 中国 | 山口県 | 防府市 | 佐波川 | 〇 |
82 | 中国 | 山口県 | 和木町 | 小瀬川 | ◎ |
83 | 中国 | 鳥取県 | 鳥取市 | 千代川 | × |
84 | 中国 | 島根県 | 松江市 | 伊宇川 | × |
85 | 中国 | 島根県 | 松江市 | 大橋川 | × |
86 | 中国 | 島根県 | 倉吉市 | 橋津川 | × |
87 | 中国 | 島根県 | 倉吉市 | 新川 | × |
88 | 中国 | 島根県 | 米子市 | 日野川 | × |
89 | 中国 | 島根県 | 米子市 | 綿海町 | × |
90 | 中部 | 富山県 | 高岡市 | 神通川 | △ |
91 | 中部 | 福井県 | 三国町 | 九頭竜川 | △ |
ポイントマップは、釣果があった河川を中心に記載していますが、私の腕が未熟で釣れなかった河川についても順次記載する予定です。
前打ちは、2010年から始めて西日本を中心に釣行していますが、今後は、九州の西側の干満の潮位差が瀬戸内で似ており、釣果が期待できそうな気がしていますので、都合を付けて早めに行きたいと考えています。その後、北海道と沖縄を除く各地の河川の汽水域を釣行して本レポートを完成させたいと考えています。