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サイトフィッシングによるチヌ前打ち釣法の紹介

 

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1. ■あとがき

 


1. ■あとがき

サイトフィッシングによるチヌ前打ち釣法は、基本的にはチヌの立場に立って考えつつ、釣り人主導で釣りを行う事だと考えています。

具体的には、どうやったらチヌが違和感を感じずナチュラルに餌を食ってくれるか考えるだけではなく、チヌが餌を食いたくないときでも、如何に食わせるかの釣り人主導の釣法が高釣果に繋がると考えています。

以下に重要なポイントを列記します。

 

●重要なポイント

・釣り人の記憶を基にした判断も重要ですが、記憶は印象に残った断片的な場合が多く、判断に偏りが生じる可能性があります。そこで、記録したデータを基に、マクロ的に分析して「見える化」したデータを基に行動することで、判断精度が向上し良い釣果に繋がると考えています。

 

・科学的観点からフィッシングウィンド、水面基準に水平角20度、臨界角を意識した餌打を行います。

 

・経験と勘による行動・操作も重要ですが、釣法についてプロセス定義して、そのプロセスコントロールを行う事で高釣果で安定した成果を目指します。

 

・チヌの行動をしっかり観察し生態を学習します。

 

・保護色を意識した服装にします。

 

・サイトフィッシングでチヌの行動を観察行っていると、濁りなどで見えないチヌの行動が予測できるような気がします。その結果、何の変哲もない場所でもチヌが居そうな気がしたり、餌が着底後から何秒間以上待っても食わない適正時間を判断して餌打ちの回数を増やすなどで、実際の釣果が上がっています。

 

・釣れないと思い込んでいる時期も釣行して釣れないことを証明することも重要です。実際に釣れないだろうと思って釣行して、思わぬ高釣果となる場合があり、釣れた要因をデータ分析することで、 更なる高釣果で安定化させることができます。

 

・チヌは意外な場所にも沢山居ます。こんな場所には居ないだろうと思い込まず、目で実際に確かめることです。

 

●未解決の課題

カニ餌において、食わす事はできますが、針掛りは5割程度に留まっています。針を大きくして針掛りを良くしようとすると、チヌに見切られます。針を小さくすると食いは良いですが針掛りは悪いです。カニ餌を針に付ける方法ですが、大抵のチヌはカニの正面から食っているようなので、カニの口辺りに針を付ければ良いのですが、針が見えてチヌが見切ったり、カニの弱りが速くなります。

試行錯誤しながら解決に向けて取り組み中です。