サイトフィッシングによるチヌ前打ち釣法の紹介
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サイトフィッシングによるチヌの前打ちの魅力を紹介します。
河川敷の遊歩道を歩いているときに川に目を向けると、ゴロタ石・テトラ等の周辺にチヌを見かけることがあると思います。「見えるチヌは釣れない」と思っている方も居られますが、釣り人の気配を消して、餌打ちも自然界で生息しているように違和感をチヌ与えなかったら釣れます。見えチヌは、釣り方のコツを掴めば、見えないチヌを釣るより釣果が期待できます。
本書は、釣果実績を上げている見えチヌを釣る方法の一つとして紹介します。
前打ちを始めた2010年は、河口の護岸の消波ブロックや捨て石などで、見えないチヌを釣っていましたが、たまたま見えたチヌに餌を打って釣れたことがきっかけでサイトフィッシングの魅力にはまって始めましたが、1年間位はなかなか思うように釣れませんでした。
見えチヌを前打ちで釣るなら活性が高いチヌが多い河川の浅場と分かった2015年から水深1m前後の浅場を中心に釣り始めて試行錯誤した結果、ようやく2019年に河川におけるサイトフィッシングによるチヌ前打ちの釣り方の形が見えてきまして、半日で見えチヌの2桁釣りもできるようになりました。
2019年は、1月~12月に80回釣行して、504枚(30cm以上)を釣りまして、約50%はサイトフィッシングで釣れるようになりました。
平均サイズは40.6cm、40cm以上が295枚で、その内50cm以上は11枚です。
また、2019年は80回釣行してボウズ回数は、釣れない事を証明するために、一般的には釣れないと思われる時期・悪条件や、チヌが居るかどうかも分からず釣行した河川の8回だけです。1日に釣った平均匹数は、日中の約6時間の釣行で6.3匹/日となっており、個人的に満足できる結果となりました。
現時点の釣法では、釣果が期待できる時期(条件)で、チヌが生息している河川であれば、よほどの事が無い限りボウズは無いです。
目の当たりするチヌの習性を見ていると、まだまだ新しい発見がありますが、『サイトフィッシングによるチヌの前打ち釣法』として現時点の見えチヌの釣り方として紹介します。この釣法は瀬戸内海全域で実績を上げていますが、他の地域でも基本的な考え方や手法は通用できると思います。
参考にして頂ければ幸いです。
本書で紹介している釣法で釣った実績は下記を参照してください。
釣果実績(ポイント紹介): http://www17.plala.or.jp/turumoto/point/point.html
また、本書の技術・ノウハウを活用して実際の釣行した実践レポートは下記を参照してください。
前打ちの実践: http://www17.plala.or.jp/turumoto/practice/practice04.html